みんなの受験体験談
作文の添削指導が効果を発揮
- 佐野 彩
- 第37回2013年秋季 準2級合格Le Ali 21号
イタリア語の習熟度を測るため、準2級を受験し合格しました。私の体験を振り返ると、過去問題(準2級・2級)の数年分を解いて自分の弱点を分析・把握し、それを克服できたことが合格の決め手になったと思います。また、そのために、自分に合った勉強方法を見つけて楽しみながら取り組めたことも良かったです。
私は作文に苦手意識がありました。そこで語学学校に通って定期的に作文を書く環境を作り、添削してもらい書き直す作業を習慣付けました。様々なテーマで作文を書くことで、自信を持って書けるようになり、自分の言葉として使える語彙も増えました。また、普段の生活では纏まった勉強時間が確保できないため、通勤電車でリスニング問題を聞き、就寝前の数分を文法復習の時間にあてる等、僅かな時間を見つけて“この時間にはこれを勉強する"と決めて実践しました。
受験を決めた直後に過去問題を解いた時は、合格点からほど遠く、落ち込むこともありましたが、毎日少しずつイタリア語に触れ、地道に弱点と向き合うことで、解ける問題が増えていきました。その課程を楽しむこともできました。
まだ改善する点が多くあります。更に磨きをかけ、会話の勉強もして次回は2級を受験したいと思います。