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みんなの受験体験談

たった3つの単語力から3級挑戦まで

Imada Kayo
3級挑戦中Le Ali 33号

実用イタリア語検定を久しぶりに受験しました。秋季春季続けて2回トライしていくうちに検定の旨みを知ることができました。秋季は1点足らずで合格を逃し少し凹み、次は満点を目指そうと春季受験に挑み楽しく検定の日を迎えることができました。それは、楽しく時間をかけてひとつずつ間違いを正そうとしてくださる先生の存在があったおかげでした。先生に出会ったのはイタリア語検定協会のHPでした。

イタリア語学習を始めた頃、軽やかでリズムのある茶目っ気たっぷりのイタリア語のフレーズをひとつまたひとつと覚えるのが楽しく、それでいて意味深いイタリア語を使った旅を楽しもうと思っていたのですが、いつしかたくさんの文法を理解するのに戸惑い、新しく学ぶことが苦痛になりかけていた時期もありました。イタリア語検定を続けて受けたことでまた、楽しく旅をするために学ぼうと思えるようになりました。

イタリア語に魅せられたきっかけは昔友人の仕事に便乗しイタリアに行った時のこと。Milano/FirenzeそしてBolognaを訪れイタリアの文化と街並みや人々、ウフィツィ美術館で観た有名な美術作品の数々にとても感動を覚えたのが始まりです。その時覚えて行ったイタリア語はたった3つ、Buongiorno・Ciao・Grazie。これでは現地の方と話すどころではないのにイタリア人たちは優しくわかるようにジェスチャーを交え言葉を伝えてくれました。

もっと語彙を増やし会話して楽しい旅にしたい、そう思い学習を始めたのでしたが、増えたのは語彙だけではなく、同じくイタリア語学習を学ぶ友達や先生達でした。イタリア各地の情報を知り得ることで「もう少し話せるようになったら……。行ってみたい、地方の町へ!」と想いも膨らんでいき、イタリア語学習を始め、目には見えないたくさんの宝物を受け取り吸収することができました。

心に残る旅の思い出は、「ひとつの町で暮らすように生活してみたい」とアパートを借り、毎朝決まった所を歩きバールに行ってはカメリエーレと片言でもお喋りをする。とても良い経験となりました。
今も、横浜港の汽笛が間近に聞こえる教室で、毎月テーマを変えて開催されている文化講座に参加してはイタリアを想い、またイタリアの旅を続けられるよう3級、そして次の目標を目指そう思っています。

<・・・ご努力の結果、Imada Kayoさんは2021年春季第52回検定で見事3級に合格なさいました(事務局)>

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