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みんなの受験体験談

三度目の正直、73歳での準2級挑戦

重見 久恵
2021年53回準2級合格

2012年秋の3級に合格して以来、自分の中では実用イタリア語検定の受験は終わったつもりでした。しかし、新型コロナ感染症の影響でイタリア語検定協会の存続が危機だと知らされ、何か協力したい思いで2020年秋の準2級を受験することにしました。

まずは基本から復習しようと『1からはじめるイタリア語練習(白水社、白崎容子著)』を書写することを始めました。不要な紙にひたすら書いては捨て、苦手な部分や動詞の不規則活用は保存用を作りました。けれど、最後の遠過去までたどり着く前に試験日を迎えてしまい、予想通り不合格でした。記念受験のつもりでしたが結果はわずか3点の不足。「もしかしたら?」と思ったのが本格的に取り組もうと考えた第一歩でした。安易に考えていたリスニングも不足していたので、車の中では過去問のリスニングを流し続けました。(写真はミラノのナポリ風PIZZERIA)

そして二度目の挑戦は、合計点は達していたもののリスニングが2点足りませんでした。根拠のない自信を持っていたリスニング。過去に旅行した時、なんとかなっていたイタリア語会話でしたが、それとこれとは別物で、当然ながら正確に聴きとらなければいけませんでした。(写真はミラノでのカラヴァッジョ展)

2021年の夏はわれながらよく勉強しました。『Le Ali』の受験者体験記を参考にさせていただき、過去問の繰り返しと数年ぶりのNHKラジオ講座聴取を主に、理解不足のままながらパソコンでイタリア語の新聞記事や動画を見たり、ラジオを聴いたりしました。日本語能力試験1級資格を持つイタリア人講師の講座では、受験体験を聞き作文の添削をしてもらいました。(写真は感じの良かったsignora ヴェルディ生家前のbarにて)

2021年秋に迎えた3回目の受験。出来なかった部分が目につき、次回受けるべきかどうするべきか、そればかり考えていましたが、三度目の正直! なんとか合格出来てとてもホッとしました。

「私にとってイタリア語とは?」 ひとことで言えば、“楽しみ”だと思います。自分では年数をよく覚えていないのですが、岡山日伊協会の臼杵先生の教室に20年くらい通っています。自由にイタリア旅行をしたいというのが最初の動機でしたが、家族が高齢になり旅行も困難になった今では、教室でイタリア人作家の作品を読むのが楽しみです。皮肉や哀愁やシリアスの中にちょっとしたユーモラスな部分が垣間見える、そういう彼らの作品が好きです。(写真はヴェルディ生家)

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